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最近の患者さん背景をまとめます
1月10日から顕著に受診者数の増加を認めました
連日、100人前後の風邪外来の受診者数です
3割が10歳以下のお子さんです。
60歳以上の受診されるかたは、数名です。
当日抗原検査で陽性がでるのは、20人ほどです。
後日PCRで陽性とでるのは、15人前後です。
陽性者の中で、他人とマスクせず会話したと自覚している方は、10人ぐらいです。
少し視点を変えましょう。
なぜ受診したのかを聞いてみると、
①熱、咳、喉が痛いなどの症状がある
②かぜはもう治っているけど、会社から検査してきてと言われたから
③家族に陽性者がでたから、元気だけど心配で
④子供の学校で陽性者がでたから、心配で受けさせたかった
⑤保育園がクラスターになり、子供は元気だけど、会社に言われて親が検査しに来た
⑥会社で陽性者が出て、濃厚接触者になったかもしれなくて、心配できた(会社にいわれてきた)
⑦濃厚接触者の隔離期間がおわってるのに、会社から検査してきてと言われた
①は症状があり、受診されていますが、
ほかの②~⑦は、無症状かごく軽症です。
社会的、政治的に②~⑦をどういう対応すべきなのか
保育園、学校、会社のガイドラインがないため
社会が混乱しています。
病院・クリニックは、症状がある方を、保険診療する医療機関です。
医療法人ONE きくち総合診療クリニックは
救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。
院長 菊池 大和