地域の方々、関係者の方々、きくち総合診療クリニックに通院してくださる方々

今年は大変お世話になりました。

4月にクリニックを拡張し、クリニックを広く、きれいな、清潔感のある

カフェスタイルを待合をつくりました。

おかげさまで、地域の方に好評をいただいております。

クリニックは、CT,MRIなどの高度機器で病気を早期発見し、とても多くの方を

総合病院にご紹介しています。

「かかりつけ」は、薬だけだす医師のことではありません。

①定期的に薬を出してくれるだけでなく、

②どんな相談ものってくれる

③普段の自分をわかってくれている

④いざというときに診てくれる

この４つを満たしてくれるのが

本当の意味でかかりつけ医といいます。

特にご高齢の方や体が不自由な方にとって、かかりつけ医がいるいないでは

大きな差がでてしまいます。

自分のことをわかってくれているかかりつけ医は

病気を早期発見し、親身になって話をきいてくれるでしょう。

病院、クリニックに受診することは生活の一部です。

身近にどんな症状でも診てくれる、本当のかかりつけ医がいることは

安心して暮らせるために必要不可欠です。

3人に1人が高齢者になる日本

認知症が増える日本

一人暮らしが増える日本

がんが増える日本

本当のかかりつけ医が減る日本

私は近い将来の日本をとても危惧しています。

今だからこそ、私は日本中に、

医師として本当に必要なこととはなにか。

かかりつけ医という名前だけでなく

本当の意味を日本中に考えていただけるように

来年も走り続けます。

きくち総合診療クリニックは、地域の皆様から信用される医療機関として

日々精進してまいります。

病気を治すだけでなく、受診される方が安心していただけるような

クリニックが全国に拡がれば、地域医療は守られます。

逆に、自分の専門しかみないクリニックがいくら増えても

地域医療は守れないでしょう。

医療は、医師と患者さんとの信頼関係の上に成り立つものです。

信頼関係は、普段からなんでも相談できる関係がないと作られません。

今年は、通院してくださる患者さんのご理解ご協力もいただき、

大きな混乱もなく1年終えることができました。

ありがとうございます。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

温かいお正月をお迎えください。

菊池　大和