救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

LINE友だち追加

総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

ブログ

Blog

後継者がいないため、クリニックの廃業が増加

以下webからの抜粋です。

2023年度の医療機関の休廃業・解散件数は、前年度比37.1%増となる709件となった。これまで最多だった2019年度(561件)を148件上回り過去最多を更新した。  業態別にみると、「病院」が19件(構成比2.7%)、「診療所」が580件(同81.8%)、「歯科医院」が110件(同15.5%)となり、「診療所」と「歯科医院」が過去最多を更新。10年前と比較して「診療所」は2.4倍、「歯科医院」は2.8倍に増えた。  また、2023年度の休廃業・解散件数は、同年度に発生した倒産件数(55件)の12.9倍となった。業態別にみると「病院」は6.3倍、「診療所」は20.7倍、「歯科医院」は4.6倍となり、「診療所」の数値が突出して高くなっている

 

日本のクリニックの院長の年齢は70代がピークです。

あと15年つまり2040年になれば、その先生方のほとんどが引退します。

日本のクリニックの半数が、後継者がいないために、

今後の日本の地域医療を守るかかりつけ医が目にみえて少なくなっていきます。

逆に2040年には、要介護者が1000万人をこえ、85歳以上の方が1000万人をこえます。

家の近くに、なんでも診てくれるかかりつけ医を必要としている高齢者で

あふれかえります。

この状況をどう対応すればいいか

全国に、総合診療かかりつけ医を増やすしかないのです。

デジタル化も必要ですが、患者さんが信頼できるかかりつけ医にすぐ診てもらえる

その安心感に変えられるものはありません。

今まで医師の数だけに頼ってきた地域医療ですが

量より質が大事になります。

1人の高齢者を5人の医師が診ることができないのです。

1人の高齢者は、5つも病院をかけもちできません。

1人の高齢者は、1人の総合診療かかりつけ医が責任もって診るのです。

 

 

総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば

患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。

いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが

全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。

 

総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある

医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。

開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。

 

医療法人ONE きくち総合診療クリニックは

救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。

総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。

院長 菊池 大和