救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

小児科

Medical

院内風景

待合室
待合室
診察室
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一般小児科

小児科診療時間

診療時間
09:00 - 13:00
14:00 - 17:00
  • 毎月の担当医表をご確認ください。

主な症状

  • 鼻水、鼻づまり
  • 咳、ぜーぜー
  • のどの痛み
  • 耳の痛み
  • 頭痛
  • 腹痛
  • 嘔気、嘔吐
  • 便秘、下痢、血便
  • 皮膚の湿疹、かゆみ、かさかさ
  • ひきつけ(痙攣)
  • 機嫌が悪い、泣き止まない

主な病気

赤ちゃんの病気

突発性発疹、RSウイルス感染症、尿路感染症、腸重積、肥厚性幽門狭窄症、臍ヘルニア(でべそ)、乳児湿疹、おむつかぶれ、など
言葉を話せない赤ちゃんの病気はより一層心配になりますよね。
赤ちゃんは抵抗力が弱いため、急に具合が悪くなることもあります。
特に生後3か月未満の発熱は、髄膜炎や尿路感染症の可能性があるためすぐに小児科を受診しましょう。
他にもでべそや湿疹など、ささいなことでもお気軽にご相談ください。

感染症

かぜ(上気道炎)、インフルエンザ、咽頭炎、中耳炎、気管支炎、肺炎、クループ症候群、手足口病、ヘルパンギーナ、みずぼうそう、おたふくかぜ、溶連菌感染症、胃腸炎、伝染性膿痂疹(とびひ)、など
必要に応じて迅速検査、血液検査、レントゲン検査などを行います。
鼻汁吸引や吸入も可能です。
病気についてはもちろん、日常生活での注意点なども丁寧にお話させていただきます。

アレルギー

気管支喘息、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギー、花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、など
近年アレルギー疾患のお子さんは増えています。
アレルギー疾患は長いお付き合いになることが多く、症状が一進一退を繰り返すこともしばしばあります。予防や治療はもちろんですが、環境調整もとても大切です。
お薬の説明、軟膏の塗り方から、日常生活での注意点、毎日のスキンケアについても丁寧にご説明します。
食物アレルギーについても、食べられる範囲で食べてもらい、「念のため」の除去は行いません。当院では食物負荷試験(実際に食べて食べられるかどうかを確認する試験)は行っておりませんので、必要に応じて適切な医療機関へご紹介させていただきます。

予防接種

綾瀬市、海老名市の公費予防接種に対応しております。
予防接種のお子さんは待合室や診察室をわける等、感染症対策に取り組んでおります。
呼び出しブザーもありますので、お車でお待ちいただくことも可能です。
安心してご受診ください。

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日

ワクチンで防げる病気をVPD(Vaccine Preventable Diseases)と呼び、VPDの予防がワクチンの目的です。とくに赤ちゃんは感染症に対する免疫が未発達のため、かかってしまうと重症化しやすく命にかかわる場合もあります。お子さんをVPDから守るため、生後2か月を迎えたら早めにワクチンデビューの予約を取りましょう。0~1歳児は接種すべきワクチンの種類も回数も多く、スケジュールの組み立てが大変です。当院では、一人一人丁寧にスケジュールを組んでいきます。
当院では、お子さんが早期に免疫を獲得できるように、複数のワクチンを一緒に接種する「同時接種」をお勧めしております。同時接種によって、副反応が強く出たり、効果が減退することはありませんので、ご安心ください。
ワクチンを打つか迷っている、打つ前に詳しい説明が聞きたい、などのご相談もお気軽にお問い合わせください。

持ち物

  • 母子手帳:間違い接種防止のため、必ずお持ちください。お忘れの場合は接種をご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。
  • 小児医療症
  • 保険証

小児科予防接種自費料金一覧

ワクチン名 自費料金
ヒブ ¥8,000
肺炎球菌 ¥8,000
B型肝炎 ¥5,000
ロタウイルス1価 ¥13,000
ロタウイルス5価 ¥8,000
4種混合 ¥13,000
2種混合 ¥5,000
BCG ¥6,000
麻疹風疹 ¥8,600
水痘 ¥8,000
おたふくかぜ ¥5,000
日本脳炎 ¥6,000

KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

乳幼児健診

綾瀬市、海老名市の8~10か月児健診、1歳6か月児健診に対応しております。一緒に予防接種を受けることも可能です。

乳幼児健診のお子さんは待合室や診察室をわける等、感染症対策に取り組んでおります。
呼び出しブザーもありますので、お車でお待ちいただくことも可能です。
安心してご受診ください。

初めての子育ては、わからないこと、心配なことだらけですよね。
発達、夜泣き、離乳食、食物アレルギー、など育児相談も受け付けておりますので、ささいなことでも気になることがございましたら、お気軽にご受診ください。

持ち物

  • 母子手帳
  • 小児医療症
  • 保険証
  • 健康診査票

起立性調節障害

こんな症状ありませんか?

  • 立ちくらみ、めまい
  • 息切れ、動悸
  • 疲れやすい
  • 頭痛
  • 顔色が悪い
  • 朝なかなか起きられず午前中調子が悪い

行う検査

  • 起立試験(座った状態と立った状態で心拍数や血圧を測定します)
  • 心電図
  • (必要に応じて)血液検査など

起立性調節障害は思春期に発症しやすい自律神経機能不全であり、思春期全体の約1割と推定されています。起立性調節障害の患者さんの中には「根性がない」「気持ちの問題」「怠け病」などと誤解され、苦しんでいる方も少なくありません。しかし、これはれっきとした身体の病気であり、治療には本人はもちろん家族や周囲の理解が必要不可欠です。
中等症以上の患者さんには薬物療法(薬の内服)を行うこともありますが、それ以前に病気についての理解と非薬物療法(日常生活での注意点)が非常に重要です。
当院では、ただ薬を処方する、という治療はしません。本人にもご家族にもきちんと病気についてご説明し、日常生活での注意点をお話させて頂きます。
起立性調節障害は治るまで時間がかかり、一旦良くなっても症状がぶり返すこともあります。少しずつでも以前のような生活を取り戻せるよう、一緒にゆっくり取り組んでいきましょう。

起立試験は症状のある午前中にだけ異常がみられて午後には正常化している場合もあります。症状のある午前中に受診することは辛いかと思いますが、適格な診断のため可能であれば午前中の受診をお勧めします。もちろん午後に受診していただいても診察・検査は可能です。

夜尿症

夜尿とは、夜寝ている間に知らず知らずのうちにおしっこを漏らしてしまうことを言います。「おねしょ」は発達とともに解消していき、5歳の時点で20%程度と言われています。
夜尿症は「5歳をすぎても、1か月に1回以上の夜尿が3か月以上続くもの」と定義されています。年間10~15%は自然と治っていきますが、高校入学時点で約3%は依然として残っていると報告されています。中には腎臓病や尿崩症、二分脊椎などの病気が隠れていることもあります。

小学校入学後も夜尿が続く場合は、ぜひ一度ご相談ください。

お泊り行事がある場合も、早めにご相談ください。

治療の目的

隠れている病気をみつけることはもちろん、病気の隠れていない夜尿症も治療をおすすめします。夜尿はお子さん本人、ご家族ともに大きなストレスとなります。お子さんは平気なふりをしていても、失敗を繰り返すことで自尊心が低下していきます。しかし治療介入によって、自然経過に比べ2~3倍治癒率を高めることができ、治癒までの期間も短縮できます。また治療による成功体験は、自尊心の回復にもつながります。

行う検査

  • 尿検査(早朝尿の持参をお願いする場合もあります)
  • 排尿日誌(ご自宅で数日間、尿回数や尿量、夜尿の有無などの記録をつけてもらいます)
  • (必要に応じて)血液検査など

治療

当院では、夜尿症診療ガイドライン2016(日本夜尿症学会)に準拠した治療を行います。

1.生活指導
夕食後の水分を控える、味付けを薄めにする、就寝前の排尿を徹底する、などです。
生活指導は夜尿量治療の基本であり、これだけで約2~3割は改善すると言われています。
2.薬物療法
生活指導を行っても改善がみられない場合、お薬の内服を検討します。
3.アラーム療法
夜尿の水分を感知する小型のセンサーをパンツにつけ、パンツが濡れるとアラームが鳴ります。睡眠中のおしっこに気づかせ、トイレに行くようにします。また治療を続けると、睡眠中の膀胱の畜尿量が増えて、夜尿が改善します。約2/3のお子さんで効果があるとされており、薬物療法よりも再発率が少ないと報告されています。

一人一人のお子さん、ご家族に合った方法で、一緒におねしょ卒業を目指しましょう。

頭痛

小児の頭痛の多くは、片頭痛と緊張型頭痛です。中学生の約5%、高校生の約15%が片頭痛を、高校生の約27%が緊張型頭痛を持っているという報告があります。これらの頭痛は脳の異常を伴わず、通常は画像検査は必要ありません。しかし中には脳腫瘍や脳血管障害が隠れている場合や、「命を脅かす病気ではないか」という不安が頭痛を増長させている場合もあります。このような場合には、頭部MRIが有用です。
当院のMRIは小児も撮影可能です。検査には15分程度かかるため、その間じっとしていられる方が対象です。MRIはCTと異なり、被爆がない点が最大のメリットです。

とくに次のような症状のある方は、
早めの受診をおすすめします。

  • 半年以上前からの頭痛で、薬が効かない頭痛
  • 嘔吐やめまいを伴う頭痛
  • 一過性であっても手足のまひや、ろれつがまわらない、ふらつきを伴う頭痛
  • 脳腫瘍や脳血管障害の家族歴がある
  • 片頭痛の家族歴がない

MRIで異常がみつかった場合には、適切な医療機関にご紹介いたします。
異常がみつからなかった場合には、一緒に合う薬を探し、頭痛と上手く付き合っていけるようにサポートさせて頂きます。
つらい頭痛でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。