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先生方もわかっていると思います。
自分の専門分野だけをみていては
高齢者が困るということを。
特に開業医は、幅広くみて、患者さんが困っている訴えに耳を傾ける必要があります。
高齢者は、よく整形外科に通院しています。
しかし整形外科だけに通院していた場合、体調がわるくなったときに
どこにいけばいいかわかりません。
もし患者さんが整形外科しか通院していなければ、かかりつけを作ってもらいましょう。
また、ご自身が内科のくすりを処方している場合、
患者さんが、頭痛、胸痛、腹痛、腰痛、その他の体調不良の場合
診察をしましょう。
そして診察の結果、専門医が必要と判断すれば、ご紹介してください。
決して、ここではみれない、と言わないでください。
患者さんが腹痛で受診し、胃腸薬を処方した場合、
治らなければまたきてください
と言ってください。
そうしないと、高齢者は自分で違う病院を探す必要がでてきます。
そんなことがあたりまえになったら、
これから増える高齢者は困りますし、病気が進行し、手遅れになることも
十分あります。
また総合病院で勤務している医師も、
調子悪ければどんなことでも受診してください
と患者さんに言ってください。
患者さんは、症状が違えば、違う病院を探しています。
これは普通のことではありません。
患者さんを助ける、地域を守る、日本の医療を守る
先生方、よろしくお願いいたします。