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厚生労働省のホームページにあります
「かかりつけ医」とは
①健康に関することをなんでも相談できる
②必要な時は専門の医師・医療機関を紹介してくれる
③身近で頼りになる医師
と書いてあります。
私は、現実的にこのような開業医はかなり少ないと思っています。
そこで、なんでも診るかかりつけ医を
総合診療かかりつけ医 とあえて定義しました。
実際に診療していると
患者さんは、薬だけもらう先生といざという時の先生が違うようです。
よく当院には、頭痛や動悸、苦しい、痛い、体調悪いなど
様々な症状の方が受診されますが、みなさん他の病院、クリニックに通院しています。
話をおききすると、
そこは2か月に1回くすりだけもらいにいっている
予約がまだ先だから
と言います。
このあたりまえになっている医療機関への受診の考えについて
意識を変える必要があります。
ときどきニュースできく、病院がなくなる ということもありますが
このこと以上に、いろんなところに受診してしまうことがあたりまえになると
患者さん自身の治療がうまくいかなかったり、どうすればいいか困ります。
自分のことをよくわかっている医師に受診することが、一番治療がスムーズにいきます。
実際医師もはじめての方を診察するのは、とても難しいのです。
患者さんには、信頼できるかかりつけ医に、
どんなことでもまず診てもらう ことが
自分を守る大切な手段ということを理解していただきたいです。
ということは、いつもの薬も、いざという時も
同じ、総合診療かかりつけ医 が一番いいのです。
日本中に拡がれば、患者さん、特に高齢の方は
まよわずに受診できます。
次回は、医師側の話をします。