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1年に2000人。
これは、喘息が原因で亡くなる方の数です。
効果のある吸入薬が出てきて、以前より死亡者数は減ってきていますが、
喘息患者数自体は増加傾向です。
喘息は、気道の慢性炎症ですので、高血圧や糖尿病と同じで、長期間治療が必要な病気です。
自己判断で治療をやめると、急激に悪化することがあります。
また、心不全や肺気腫、結核、誤嚥性肺炎などとの鑑別が必要なため、
レントゲン、CTが必要になってきます。
睡眠時無呼吸症候群、逆流性食道炎、肥満などとも関連するため、
そちらの治療も必要なこともあります。
成人喘息は、10%の方しか根治しません。定期的な通院が必要です。
きくち総合診療クリニックは、みんなでやさしく包み込む医療を提供します。
院長 菊池 大和