救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

ブログ

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地域医療に携わる開業医の先生方へ

まだ開業して7年しかたっていないので

先輩の先生方に意見をいうのはおこがましいと思っています。

今回のコロナで当初(今は一部)ほとんどのクリニックが

熱や風邪を診ませんでした。

日本には10万もクリニックがあるのに、診療難民があふれました。

私はすこし、日本のかかりつけ医がはずかしいと思っていました。

日本医師会総合政策研究機構がまとめた

「日本の医療に関する意識調査2022年臨時中間調査」によると

患者さんがかかりつけ医に求める役割として

第1位(70%)が、どんな病気でもまず診てくれる でした。

ですから、まず診てくれない先生は、かかりつけ医ではないのです。

 

国が考えるかかりつけ医の在り方や地域包括ケアシステムを背景に

名ばかりでなく、本当の患者さんのかかりつけになりませんか?

ぜひ、専門性を強く打ち出しているクリニックの先生方は

窓口を拡げていただけないでしょうか。

今脳神経外科しかみてないクリニックは、

内科の先生を雇って、内科全般診れるようにしたり

うつ病を勉強したり、肺炎を勉強したり

いわゆるcommon disesaseを勉強したり

先生を増やしたりしませんか。

おもいきって、総合診療クリニックに改名して

地域を守るクリニックにしませんか。

今後専門別・臓器別のクリニックはもう必要ないと思います。

まだ開業したばかりの30代、40代、50代の先生方は

思い切って総合診療クリニックに変えませんか。

患者さんをまとめて診ることは、患者さんに感謝されますし

かかりつけ医として自覚がもてます。

一体、日本全国に、「わたしは本当のかかりつけ医」だと

声を大にして自信もっていえる開業医はどれだけいるでしょうか。

総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば

患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。

いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが

全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。

 

総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある

医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。

開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。

 

医療法人ONE きくち総合診療クリニックは

救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。

総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。

院長 菊池 大和