救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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昭和医科大学病院 相良院長のお話し かかりつけ医

以下webニュースからの抜粋です。

 

 

 

医療関係者は、このことは十分にわかっているはずです。

あまりにも、大学病院、総合病院に

くすりだけもらいにいく患者さんが多く、いきなり大学病院、総合病院に受診する方が多いということです。

本来は、大学病院は専門的、高度な治療をするところ

開業医は、安定している方の日々の健康管理、病気を見つけてあげて、大学病院に紹介するところです。

こうなってしまう理由は

①安定していても、大学病院、総合病院に外来通院している方が多い(薬だけもらいに行くだけの方)

②患者さんは、お金を払えば大学病院に直接受診できる

③大学病院の先生方が、開業医に逆紹介しない

④患者さんも大きな病院が安心

⑤そもそも信頼できる総合診療かかりつけ医の存在が少なすぎる

 

もっと総合診療かかりつけ医の存在が増えて

大学病院の先生方が、気軽に逆紹介できて

患者さんも安心して、総合診療かかりつけ医に通院できるようにしないといけません

しかし、今の日本で具体的に動いている様子はありません。

20年30年して、国民の1/3が高齢者になっていくのに

総合診療かかりつけ医がいなければ、どうやって地域を守れるのでしょうか。

大学病院も疲弊していきます。