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超高齢社会が進む中で、かかりつけ医の需要が高まり、必要性が見直されている
「医療技術の発達により、いま日本ではクリニックの専門が細分化される傾向にあります。すると、自分で不調に合った病院を探さないといけません。これは特に高齢者にとっては、結構な負担になります。
そもそも、めまい、吐き気があるときに、どこを受診すればいいでしょうか。脳神経外科ですか? 耳鼻科ですか? 消化器内科ですか?
答えは総合診療かかりつけ医です。
年を重ねると、頭から足の先までいろいろなことが起こりますが、そのときにまず症状を聞いてくれる先生がいれば、そこから専門医や大きな病院につないでくれます。 そのままこのクリニックで治療するよということもあれば、これは大学病院の方がいいよということもあるでしょう。
どこで治療するかを判断するのも、かかりつけ医の役割です
症状に関係なく、どんなことでも話を聞いてくれる医師がかかりつけ医です。“なんとなく調子が悪い”“だるい”といって来院された70才の方。おくすり手帳を見たら、3つくらい病院にかかっていて、それなのにかかりつけ医はいないとおっしゃる。なので、まずはかかりつけの先生を持った方がいいですねとお話ししました。
かかりつけ医 という言葉は深いです。
自分の命を守ってくれるかかりつけ医を、総合診療かかりつけ医と言います。
総合診療かかりつけ医がいれば、ちょっとした不調でも気軽に相談にいけるでしょう。
そうすれば、病気も、とくにがんなど、早期に発見できるでしょう。
単にくすりだけだす医師に通院しているだけでは
気軽にちょっとしたことも相談しないでしょう。
健康に長生きするには、総合診療かかりつけ医を見つけないといけません。
超高齢化社会の日本の医療を支えるためには
扉を広く開けている身近な総合診療かかりつけ医の普及が不可欠です。