ブログ
Blog
Blog
これからの10年20年30年は、今までの日本が大きく変わります。
地域医療もその一つです。
これから開業する先生方には、ぜひ地域医療を守るクリニックを
開業していただきたいです。
高齢者が糖尿病だけで通院すると思いますか?
その方は、不眠症もあり、夫の介護で腰も痛いし、物忘れもはじまっているのです。
包丁で指を切ることもあるでしょう。
そのときに、目の前に先生のクリニックがあるのに、
他の病院をさがさないといけないのですか?
先生がその方のかかりつけ医であれば、なんでもまず診てあげてください。
かかりつけ医とは、そういうことなんです。
なんでも相談にのってあげて、次の医療につなげてあげるのです。
風邪はみない、認知症の方は無理、胸痛は診れない
そんなことをいうかかりつけ医は、かかりつけ医でないのです。
これから、総合診療かかりつけ医の必要性が高まります。
今動かないと、20年後は変わっていないでしょう。
もうすこしで、人口の1/3が65歳以上になり
独居や老々介護が増えます。
65歳以上の1/3が認知症になります。
高齢者の救急車も倍増するでしょう。
今でさえ、救急車が多く、受け入れてくれる病院もすぐに見つかりません。
救急車よべるだけましかもしれません。
手遅れで自宅で亡くなる方も増えるでしょう。
入院ベッドもなく自宅に帰され、病状が悪化する方も増えるでしょう。
そうならないために、普段から自分や家族のことを、責任もって診てくれる
総合診療かかりつけ医が必要なのです。
気軽になんでも相談できることが、どれだけ大切なことでしょうか。
ぜひ、開業する先生方
開業してからも勉強です。
知らないことは勉強しましょう。
地域を守るのは、先生です。