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総合診療科と標榜している総合病院・大学病院も増えてきました。
そこで勤務している医師は、総合診療を好きでやっている医師と
他の専門でやっていて外来を手伝っている医師がいます。
総合診療科の診療内容は、病院や医師によってばらつきがあります。
なんでも診ますよ というスタンスではありません。
基本的にはまだ原因がわからない症状を検査して専門医に診てもらう という立ち位置です。
医師により、この症状は診れない ということも多いです。
病院の総合診療は、けがなどは診ません。認知症もみないところが多いでしょう。
だから、病院はかかりつけにできません。
一方、クリニックは、総合診療科 という標榜は認められていません。
クリニック院長の判断で、診る診ないを判断しています。
かかりつけ医とうたっているクリニックでも、平気に断ります。
もはや、クリニックにおいては、総合診療を標榜しているしていないは
患者さんにとってどうでもよく、
受診した患者さんをまず診るかどうか それだけです。
まず診る というマインドをもった医師が増え、
その医師がかかりつけ医とうたえば、患者さんは安心できます。
私が言っている「総合診療かかりつけ医」は、ものすごく入り口が広く
ハードルが低いかかりつけ医のことです。
総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば
患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。
いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが
全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。
総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある
医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。
開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。
医療法人ONE きくち総合診療クリニックは
救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。
総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。
院長 菊池 大和