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片頭痛の患者さんは、日本で何人いるかご存知でしょうか?
約700万人です。
これは、糖尿病患者さんと同じ人数です。もはや国民病ですね。
外来に頭痛で受診される方はとても多いです。
頭痛は、症候性頭痛と機能性頭痛に分けられますが、前者はCTなどの検査で原因が目に見えるものです。
脳出血や脳炎、脳腫瘍などです。後者は、原因が目に見えないもので、緊張型頭痛や片頭痛などです。
頭痛の80%以上を後者が占めます。
先日、外来に20年来片頭痛で悩む女性が受診されましたが、
漢方薬ですっかりよくなったと聞いて大変うれしく思いました。
頭痛といっても、頭に病気がないこともあります(たとえば、緑内障、副鼻腔炎、帯状疱疹など)。
そのため、詳しい問診と全身を調べる必要があります。
総合診療は、一つの臓器にとらわれない診療をしますので、いつでもご相談ください。
きくち総合診療クリニックは、みんなでやさしく包み込む医療を提供します。
院長 菊池 大和