救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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医師は総合診療をどう思っているか

m3.comと雑誌「プレジデントファミリー」による医師調査(2017年)によると

2035年に向けて最もニーズが増加していくと予想される診療科に総合診療科が挙げられました。

1位総合診療科 2位内科 3位リハビリ科 4位整形外科 5位精神科)

また、日本医師会総合政策研究機構2015年調査によると、

医学生へのアンケートで聞いた行きたい科の順位は

1位内科、2位小児科、3位総合診療科 になっています。

 

しかし現実は違います。総合診療をする医師は極めて少なく、

開業する先生はほとんどいません。

なぜでしょうか。

医学生、研修医の地域医療の魅力に触れる時間がないということは述べましたが、

一番の原因は、総合診療かかりつけ医をやることに、

若い先生が自分の将来をイメージできないことです。

目標、ロールモデルがないから、そもそも総合診療かかりつけ医を知らないし、わからないのです。

医師の間では、総合診療科は肩身が狭い雰囲気がなんとなくあり、

どこの科もみない患者さんを診る という病院が多いので、

なんとなくマイナスのイメージで、それでいて忙しそうと、

研修医にとっては魅力がないのでしょう。

私は、総合診療かかりつけ医は、大いに魅力ある仕事で、医者冥利につきると思っています。

もっともっと、国も自治体も大学も、総合診療かかりつけ医は必要だ、魅力あるんだと

宣伝していただきたいです。

 

 

総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば

患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。

いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが

全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。

 

総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある

医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。

開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。

 

医療法人ONE きくち総合診療クリニックは

救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。

総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。

院長 菊池 大和