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2019年内閣府「医療のかかり方・女性の健康に関する世論調査」において
かかりつけ医に期待する内容を尋ねています。
1,病状、治療内容をわかりやすく説明してくれる医師
2,かかりつけ医が治療できない場合は、専門医療機関に紹介してくれる医師
3,話を十分に聞いてくれる医師
が上位をしめました。
1と3は、医師と患者さんの信頼関係からくるものですので、
患者さんを安心させるのは当然ですし、医師の義務です。
2については、かかりつけ医なのであれば、
まず診る ことが大事です。
診もしないで、受付で門前払いするなんでありえないからです。
そして、診察して専門病院の方がいいと判断したときに、
「ここでは診れないから自分で探して」とか
「私は専門じゃないから、ほかにいって」というのが
よくないです。
これでは、患者さんも不安になりますし、かかりつけ医として失格です。
現実、こういう 自称かかりつけ医がほとんどでしょう。
医師が内科出身なら、けがは絶対みないでしょうし、
医師が外科出身なら、ものわすれは絶対みないでしょう。
これではだめなんです。
総合診療かかりつけ医は、高血圧も糖尿病も、頭痛胸痛腹痛も、ものわすれもけがも、
不眠症もストレス障害も、花粉症もじんましんも、
ちょっとした相談も、家族の相談も、なんでもまず診察するのです。
内科も外科もないのです。
そういう医師が育つように、
国、大学は、若い先生方を教育・養成しないといけないのです。
総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば
患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。
いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが
全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。
総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある
医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。
開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。
医療法人ONE きくち総合診療クリニックは
救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。
総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。
院長 菊池 大和