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たとえば、胃がんの手術を受けたとします。
その執刀医は、自分の主治医と呼びます。
たとえば、心臓カテーテル治療を受けたとします。
その執刀医は、自分の主治医と呼びます。
たとえば、腰痛で腰の手術をしたとします。
その執刀医は、自分の主治医と呼びます。
一つの病気を治療してくれた医師を、自分の主治医と呼びます。
かかりつけ医とは一般的には言いません。
しかし、手術してくれた医師にずっと通院している方もいます。
おそらく総合病院に通院している方が多いと思いますが、
かかりつけ医と呼ぶのはどうでしょうか。
かかりつけ医とは、病気や症状の種類に関係なく、
普段から診てくれる身近な医師のことを言います。
病院は、まず予約も必要ですし、先生がいないと診てくれないことが多いと思います。
どんな症状でも、まず診てくれる、まず気軽にかかることができる医師を
かかりつけ医、私が言っている 「総合診療かかりつけ医」 と言います。
日本には、この総合診療かかりつけ医がほとんどいないために、
臓器別、病気別の主治医を数人持っている方が多いのです。
なにが怖いかというと、
いざというときに責任もって診てくれる医師がいないということです。
患者さんはどんな病気かわからないから受診するのに、
臓器別の専門医がいる病院、クリニックを探すのが大変ですし、
診てくれるかどうか不安だと思います。
まずなんでも診てくれる、総合診療かかりつけ医が身近にいれば、なにも困ることはありません。
高齢者、認知症が増える日本で、総合診療かかりつけ医がいないと困ると思いませんか?
総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば
患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。
いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが
全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。
総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある
医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。
開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。
医療法人ONE きくち総合診療クリニックは
救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。
総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。
院長 菊池 大和