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80代女性の方です。
軽い認知症があり、一人暮らしされています。
腹痛があり近くのクリニックに受診され、胃腸薬を処方されました。
1週間後、腹痛が強くなり、娘さんが当院に連れてきてくれました。
CTで大腸がんを認め、近くの総合病院にご紹介し
手術して治療しました。
ここで問題なのが、
軽い認知症の高齢者が今後、10年20年でとても増えるということです。
そして、地方はクリニックが減っていき、都会は専門クリニックしかないということです。
今後、高齢者が手遅れになるケースが増えることを避けないといけません。
我々医師、開業医が、いつでも、なんでも、だれでも診察するスタイルの
総合診療をして、患者さんが困らないようにしなければいけません。
自分の専門だけ診て異常ないっていうだけの地域医療はもたないです。
患者さんが困っている間は、治療はおわっていないのです。
これからの開業医は、強い使命感を持って、地域を守る必要があります。
総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば
患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。
いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが
全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。
総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある
医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。
開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。
医療法人ONE きくち総合診療クリニックは
救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。
総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。
院長 菊池 大和