以下webニュースからの抜粋です。
85歳以上の高齢者が増加する将来の医療体制について、厚生労働省の医政局長が青森市で講演し、今後、医療機関は「在宅医療」や「介護」などと強い連携が必要になると述べました。 青森市で開かれた青森県長寿研究会には、県内の医療や介護、福祉関係者などが出席し、厚生労働省の森光敬子医政局長が「これからの日本の医療体制について」と題し特別講演しました。 森光医政局長は、現在の医療体制は入院治療を中心として医療や介護施設が連携してきたが、85歳以上の人口が増加する2040年に向けては、訪問診療の需要が急激に高まるため、一層の在宅医療が必要と述べました。 厚生労働省 森光敬子 医政局長 「オンライン診療の積極的な活用はなかなか整備は難しい。効率的な在宅医療を提供できる体制を作っていきましょう」 こうしたことを踏まえ、医療機関は現在のような入院治療中心ではなく、外来や在宅、介護連携などを含めた役割の細分化が必要としました。
私も高齢者にはオンライン診療は難しいと思います。
実際に診察し検査が必要な場合が多いからです。
歩けない方は訪問診療が中心になりますが、
訪問診療になる手前の高齢者もとても増えます。
そのときに、高齢者は一つのかかりつけ医に受診すればいいようにしなければなりません。
高齢者のかかりつけ医は1人です。
腰が痛いのも、認知症も、高血圧も、爪が割れたも、頭が痛いも
けがしたも、眠れないも、動悸も、全部まとめて診る
それが総合診療かかりつけ医です。
総合診療かかりつけ医が増えれば、医師不足はおきません。
その先生が、責任もって、その方の健康を守るからです。