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きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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白十字病院 淵野院長のお話し かかりつけ医

以下WEBニュースからの抜粋です。

これからは病院の機能分化がさらに進んでいくでしょう。

地域にお住まいの皆さんには、ぜひ病院の役割や機能をご理解いただいたうえで受診していただければと思います。

その際に重要な役割を担うのが、気軽に相談できる“地域のかかりつけ医”です。

体調に不安を感じたら、まず“かかりつけ医”を受診しましょう。

そして、必要に応じて専門性の高い治療を受けられる病院を紹介してもらってください。

そこでの治療が終わったら、再び“かかりつけ医”に戻っていただきます。このような医療の仕組みは、患者さんにとって無駄な受診を避けることにつながります。

同時に、私たち病院側も得意分野の診療に集中できるため、地域医療の質が全体的に向上することになるでしょう。

 

 

 

いわゆる すみ分けです。

ここでいう 「かかりつけ医」とは、どんなことでも相談にのってくれる医師のことを指します。

毎月、薬だけ出して、自分の専門外の話はきいてくれない医師のことではありません。

日本は、フリーアクセスの弊害がおきています。

国民皆保険で、だれでもが、自由に、好きな医療機関に受診できます。

これまで若い人が多い日本では、問題ありませんでした。

しかし、高齢者が爆増する今後、これはとても素晴らしい制度です。

自分の命は自分で守ってください と言っているようなものです。

何度も言っているように、高齢者は自分で適切な医療機関を探せません。

認知症も増えますし、足腰が悪く、老々介護も増えますし。

だから、気軽に受診できる 総合診療かかりつけ医が全国に必要なのです。

高齢者はどんな症状でもまずそこに受診すればいいのです。

それからは、その総合診療かかりつけ医に任せましょう。

そこで安心させてくれるでしょうし、総合病院に紹介してくれるでしょう

高齢者には、たった一人の信頼できる 総合診療かかりつけ医が必要です。