救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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患者さんは、自分の命を預けるかかりつけ医をもてば どんなことでも相談できます。

がんによる死亡数は、年々増えています。

大きな原因は、高齢化によるものです。

がんが見つかった時は、治療する体力がないことが原因のことが多いです。

しかし早期にがんが見つかれば、治療をなにかできるはずです。

もし早期がんが90歳で見つかっても、亡くなる原因はおそらくがんではないでしょう。

がんは50歳以上から、増えてきます。

50歳、60歳、70歳で早期がんが見つかれば、治療できるはずです。

一方、日本のクリニックは約10万あります。

都市では増えており、地方では減っています。

日本全体を見れば、クリニックの数は増えています。

クリニックは数でなく、質が大事だと思いませんか?

 

2040年には、65歳以上の方が日本人口の3分の1をしめます。

2人に1人はがんになりますから、いかに早期に見つけることが大事になってきます。

ここで疑問です。

高齢者は、いくつも病院に通院して、くすりをもらっているのに

どうしてがんで亡くなる方が増えているのでしょうか。

自分がかかりつけ医とおもっている先生は、高血圧のくすりだけだして

自分の体にがんがいないかどうか、心配していると思いますか?

逆に、先生方は通院している方にがんがいないと言い切れますか?

医師と患者さんの間で、「かかりつけ医」の意味がわかっていないと

病気を早期発見できません。

日本にクリニックが増えているのに、病気を早期発見できないことは

大きな問題だと思っています。

いったいだれのための、クリニックなのかわかりません。

これだけ高齢者が増えている日本で

進行がんで亡くなる方が増えていくのはわかりきった事実です。

それを防ぐために

総合診療かかりつけ医が日本に必要です。

病気の早期発見を一番に考え、どんな症状も話をきいて、検査につなげること。

それが、患者さんを救うために必要です。

今後日本のクリニックは、数より質が大事になってきます。

 

今のクリニックのほとんどの医師が

自分の専門分野だけの検査、処方をしています。

他の病気のことは考えていません。

患者さん、特に高齢者は自分の症状にあった病院、クリニックを探して

見つかればいいのですが、専門医に受診すると検査だけになり

異常なければ他に言ってくださいと言われるだけです。

これでは、体の不自由な高齢者は大変で、病気の早期発見ができなくなります。

どんな症状でも診てくれて、病気を見つけてくれる

安心させてくれる、かかりつけ医が必要です。

 

医学教育を変えて、なんでも診るかかりつけ医

総合診療かかりつけ医を日本に普及させないといけません。

患者さんは、自分の命を預けるかかりつけ医をもてば

どんなことでも相談できます。

そこから病気がみつかるのです。

 

医学生、研修医の先生、これから開業を考えている先生方へ
これからの日本で、必要な医師像は
本当のかかりつけ医
です。
専門に特化したクリニックではなく
0歳から100歳まで
患者さんの普段の健康状態を守り
生活習慣病を治療し
認知症と向き合い、
急な症状にも対応する
がん、心筋梗塞、脳梗塞を早期発見する
急な病気から患者さんを守る
きずを縫合する
心配を安心にかえてあげる
その方の、過去現在未来に寄り添う
総合診療かかりつけ医です。
研修医になったら
救急の勉強をしっかりやって
生活習慣病を管理できるようにして
レントゲン、CT、MRIを読めるようになって
傷の処置もできるようになって
診察、会話がスムーズにできるようになって
患者さんから信頼される医師、人間になれるように
努力しましょう
医師は、一生勉強です。
開業についてわからないことあれば
どんなことでもご連絡ください。
これからの日本を支える必要な医師像は
総合診療かかりつけ医です。
なんでも診る総合診療かかりつけ医を増やしましょう!
肩書だけではなく
「私に診させて」という先生を増やしましょう。
病院よりも、クリニックのかかりつけ医を増やしていかないといけません。

「医師を育成」総合診療医センターの設置を国に申請へ

青森県の地域偏在解消へ(青森送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a215ecf6f3119fbbfbc130ddc6b14cc10df97356