新年あけましておめでとうございます。

　きくち総合診療クリニックは、今年４月に８年目を迎えます。「救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献する」という開院からの理念の下、常に患者さん、ご家族の目線に立った診療を心がけてまいりました。

　開院からこれまで７年間に綾瀬市の人口約８万４０００人に対し、３万４０００人が受診、通院してくださり、総合診療を行う「かかりつけ医」が浸透しているものと実感しています。

　病気の予防、早期発見、早期治療は当クリニックの基本診療スタイルであり、「いつでも、なんでも、だれでも、まず診る」という考えを、すべてのスタッフに共通した診療理念としています。

　ＣＴやＭＲＩなどの高度医療機器で病気を早期発見し、総合病院にスムーズに紹介する連携にも努め、昨年は約９００名を近隣の総合病院にご紹介いたしました。かかりつけ医の在り方を踏まえ、土日や祝日、年末年始の診療、20時までの診療など、患者さんにとって安心できる医療の提供を今後も継続してまいります。

　昨年から綾瀬市役所とさがみ野駅から無料送迎バスを走らせ、65歳以上の方の個別無料送迎を始めました。

　また今年はクリニック全体の拡張に着手します。広くてバリアフリーの待合室とリハビリ室を設けて、スムーズな受付や会計など利便性の向上を図ります。

　私は、総合診療かかりつけ医が全国に広がると信じていますし、広がれば地域医療が守られると確信しています。

　きくち総合診療クリニックがこのモデルクリニックの先駆けとなれるように、精進して参ります。健康に関する不安や悩みはお気軽にご相談ください。

　今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。