救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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「先生、何科に行けばいいんですか?」

私が総合診療かかりつけ医をやっていて、一番つらい言葉があります。

「先生、何科に行けばいいんですか?」

という一言です。

70代のおばあちゃん。

37.5度の発熱と腰が痛くなりました。

最初に整形外科へ行きました。

「熱があるので整形ではありません。」

内科へ行きました。

「いきぐるしいなら循環器へ。」

循環器へ行きました。

「肺かもしれないので呼吸器へ。」

呼吸器では、

「紹介状が必要です。」

その頃には、おばあちゃんは歩くのもやっとでした。

誰も間違ったことは言っていません。

整形外科は整形を診る。

循環器は心臓を診る。

呼吸器は肺を診る。

それぞれ、自分の専門を守っています。

でも、患者さんから見れば、

「誰も私を診てくれない。」

これが現実です。

だから私は思います。

専門医が悪いのではありません。

患者さんを最初に受け止める医師が足りない。

それが総合診療かかりつけ医です。

「まず私が診ます。」

その一言があるだけで、患者さんは医療の迷子にならずに済みます。

日本には、平気で断る医師が多すぎます。

まず診る医師が少なすぎます。

もっと積極的に診る医師が増えれば

安心して高齢者も生活できます。