救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

ブログ

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認知症の種類

認知症は脳の器質的な障害により、通常の生活ができなくなる状態です。 脳の障害される部位により大きく、4つに分類されます。 ①アルツハイマー型認知症(約半数) ②血管性認知症 ③レヴィー小体型認知症 ④前頭側頭型認知症 それぞれに特徴的な症状がありますが、併存することもあります。 ①と③には、進行を抑制する薬があります。 認知症の診断は、問診、採血、頭部CT(MRI)です。 なによりも予防と早期発見...

工事過程

2月16日の内装状況です。 壁紙も貼り終わり、ほとんど完成に近いです。待ち合いも広く、 廊下も車いすが2台すれ違っても余裕の幅です。 温かみのあるクリニックになります。 来院される方が、すこしでも癒されてくださると嬉しいです。 その他の準備も順調です。 来週引き渡しで、大型機器の搬入がはじまります。 また、正式なホームページも3月中旬には公開できますので、楽しみにして ください。 きくち総合診療ク...

軽度認知障害

健常者が、認知症になる前の過程に、「軽度認知障害」という状態があります。 認知症の前段階ですが、現在日本に、400万人いると言われています。 この状態は認知症ではありませんが、適切に予防しないと 1年で10%の方が認知症に移行します。 しかし、適切に予防すれば、40%の方が元に戻ると言われています。 この状態ではまだ、本人に物忘れの自覚があります。 パズル、オセロ、将棋、楽器演奏、散歩などが予防に...

認知症かどうか、気づくタイミングは?

以下は、東京都の疫学調査で、家族が気づいた生活上の変化を 頻度別にあげたものです。 ①同じことを何回も言ったり聞いたりする ②財布を盗まれたという ③だらしなくなった ④いつも降りる駅を通り過ぎた ⑤夜中に急に騒ぐ ⑥置き忘れ、しまい忘れが目立つ ⑦計算間違えが多くなった ⑧物の名前が出てこない ⑨ささいなことで起こるようになった 身の回りのご家族や友人で、心当たりがあれば、一度検査しませんか。 ...

認知症のもの忘れ

「認知症」は、65歳以上の5人に1人が発症している病気です。 認知症の予備軍まで含めると、65歳以上の4人に1人の割合です。 「認知症」の物忘れは、「老化」によるものとは違います。 たとえば、老化の方は、「朝食に何を食べたか忘れた」と言いますが、 認知症の方は、朝食を食べたことを忘れます。 現代の医学では、一度認知症を起こすと、治すことはできません。 アルツハイマー型認知症と言われるものだけは、薬...

がんの早期発見

かかりつけクリニックの大きな役割に、病気の早期発見があります。 日本人の死亡原因の1位が、がん です。 約1/3の方が、がん が原因で亡くなります。 なぜでしょうか。 一つの理由に、検診率の低さがあげられます。 日本人の検診率は約30%と言われています。 欧米では80%近くの人が検診をうけています。 がんの早期発見には、症状がないときに検査する必要があります。 何か症状があって検査して見つかっても...

腰痛

腰が痛い高齢の方は、大勢います。 頻度的に、一番多いのは「急性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症」ですが、 最も緊急性のある怖い病気は、「腹部大動脈破裂」です。 高血圧の方が、突然、背中や腰が痛くなったときは要注意です。 これは一刻を争うので、まずこれを除外するために、CTを撮影します。 また尿管結石や腎臓の病気、膵炎、胆石など、整形的な病気以外もあるので、 しっかり検査をする必要があります...

腹痛

腹痛で来院される患者さんはとても多いです。 大体、腹痛の場所で病気がある程度予測はできますが、困難な時も多いのが現実です。 心窩部痛なら、胃炎や胃潰瘍など、下腹部痛なら腸炎や腸閉塞、卵巣の病気などです。 一番緊急性のある病気は、腹部大動脈破裂ですが、これにはCTが必要です。 最近「胃が痛い」という若い女性が来院されましたが、 CTとると卵巣出血で緊急手術になりました。 このように、痛い場所と病気の...

胸痛

一概に胸痛といっても、チクチクした痛み、ドキドキする、締め付けられるなど、 患者さんはいろいろな訴え方をします。 緊急性があるものは、心筋梗塞や胸部大動脈解離です。 そのほか、肺塞栓症や気胸など肺の病気がありますが、 これらは採血、心電図、CTで鑑別がつきます。 意外にお腹の病気(胃潰瘍、胆石、膵炎)で胸が痛くなることもあります。 その他、帯状疱疹や肋間神経痛、心臓神経症、逆流性食道炎(意外に多い...

工事過程

2月8日の内装工事状況です。 現在壁の張り紙作業です。木調であたたかい感じのクリニックになると思います。 スタッフ募集も集まってきており、準備も順調に進んでおります。 あと2週間で引き渡しで、CTなど大型設備も入ります。 きくち総合診療クリニックは、みんなでやさしく包み込む医療を提供します。 院長 菊池 大和 ...
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