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当院では、いろんな病気がみつかります。
そのほとんどの方が、かかりつけをもっています。
実は、患者さんがかかりつけと思っていても
薬だけ出すかかりつけがほとんどです。
医師も自分の専門分野のくすりだけだして、
はい、おわり
です。
つまり、日本の国民のほとんどが
かかりつけ の意味を理解していません。
医師も理解していません。
高齢者は、いつ、なにがおきるのか、わかりません。
転んだり、痛かったり、だるかったり、ごはんたべれなかったり
倒れたりします
そのときに、自分がかかりつけ医とおもっている病院にいっても
専門外といわれ、普通に断られることもよくあります。
また医師も自分が心臓専門なら心臓の検査して異常なければ
心臓は大丈夫です
とだけ言って、他にいってください
と平気にいうでしょう。
その方が困っていてもです。
そうすると患者さんは、もうそこには行かず
また自分や家族がほかの病院をさがさないといけません。
とてもおかしい話です。
医師は、患者さんが困っている間は
どうにかしたいと思うのが普通だと思いますが
今の開業医、病院の医師は
専門ばかり考えます。
つまり、日本には
本当のかかりつけ医が少ないのです。
これは、手遅れになる高齢者が増える原因です。
つまり、家の近くに
気軽に相談できて
自分のことをよく知っていて
必要な時は検査してくれるかかりつけ医
総合診療かかりつけ医がいれば
病気を早期発見できて
手遅れにならずにすみます。
手遅れになる高齢者を出さないようにするのが
地域を守るかかりつけ医の仕事です。
認知症が増え、老々介護が増え
一人暮らしが増える 超高齢化社会
気軽に受診できる総合診療かかりつけ医が
日本中に拡がれば
高齢者、地域医療を守ることができます。