救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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総合診療かかりつけ医があたりまえになれば、通院を一つにできます

たとえば、心筋梗塞を起こしてしまうと

病院でカテーテル治療や手術をして

その後、その病院に何種類の薬をもらいに通院することになります。

たとえば、脳梗塞を起こしてしまうと

病院で入院して、リハビリして

その後、その病院に何種類の薬をもらいに通院することになります。

たとえば、腰のヘルニアの手術や膝の手術をしたら

その後、その病院に痛み止めをもらいに通院することになります。

たとえば、ものわすれがはじまり

脳神経外科に受診すると、脳MRIをとり

認知症の薬をもらいに通院することになります。ついでに高血圧や

便秘の薬ももらうかもしれません。

たとえば、頻尿があれば

泌尿器科に受診し、検査し

頻尿の薬をもらいに通院することになります。

 

つまり、なにか病気をおこせばおこすほど

通院する病院と薬が増えていきます。

そして、また違う症状がおきれば

はじめての病院を探して、受診することになります。

しかし、たくさん病院に通院しているのに

いざ具合が悪くなったら、

どの医師も責任もってみてくれませんし

患者さんもどこにいけばいいかわからないのです。

このような日本のありかたでは、

いくら病院があっても足りないことになります。

今まではよかったのかもしれません。

これからは、高齢者が増えるということは

病気になる方が増えるということですから

今医療機関がこの先減っていくことを考えると

このままではいけないと思っています。

いけないという意味は

開業医は自分の専門しか診ない

患者さんは、自分でさがないといけない

という変なあたりまえの習慣が、これから患者さんにとって

デメリットが大きくなるということです。

 

開業医が総合診療かかりつけ医でいることがあたりまえになれば、

患者さんはまずどんな症状でも

総合診療かかりつけ医に受診して検査、治療をうけることができます。

必要あれば、総合病院に紹介し、治療がおちついたら

また戻ってきて通院できます。

別の視点ですと

総合病院や大学病院にくすりだけもらいに通院している方が大変多いですが

この原因は、総合診療かかりつけ医が開業医にいないからです。

なにか病気を起こしたり、手術した後は、総合病院に通院しますが

患者さんの家の近くに総合診療かかりつけ医がいれば

大学病院の先生も安心してそこに紹介できます。

普段の内服や健康管理をかかりつけ医がみて

年に1回大学で検査するとかにできます。

今は開業医が、専門しかみないところが多すぎるので

大学の先生も、開業医に紹介できないのです。

なんでも診るかかりつけ医であれば、心筋梗塞後も脳梗塞後も認知症も

すべてまとめて薬を出せますし、他の症状も診察できて

健康管理できます。

なにか不安なことがあれば、患者さんは

大学ではなくかかりつけ医に気軽に相談にいけます。

そこで必要あれば、紹介状もって大学病院に受診すればいいのです。

そうすれば、患者さんのかかりつけ医は

一人になります。

また、ご高齢になって、体が不自由になったりすると

介護申請をすることになります。

それには主治医意見書が必要ですが

そこには、患者さんの病気、飲んでる薬、

体の痛い所、不自由なところ、認知症の度合いなど

その方の生活含めて、記入します。

それは専門医ではできません。

すべてまとめて診る総合診療かかりつけ医が

記入するものです。

普段から、総合診療かかりつけ医に通院していれば

すぐに介護申請もできます。

ご高齢でなくても

患者さんにとって、かかりつけ医は

大学病院や総合病院でないほうがいいです。

予約がないと診てくれなかったり、主治医が外来にでていなければ断られたりして

ちょっとしたことで気軽に受診できないからです。

総合病院や大学病院に通院している方が

よく初診でこられますが、

結局、今の病気と関連していることが多いので

飲み薬を変更したりやめたりしないといけません。

薬の調整は、やはり患者さんのことを一番よくわかっている

かかりつけ医が責任もってやるほうがスムーズに治療ができます。

 

いろんな病気の薬をまとめて処方し健康管理をしてくれる

いざというときも受診できる

なにかあれば総合病院に紹介してくれる

気軽になんでも相談できる

 

患者さんのかかりつけ医は一人です。

これから10年20年後にむけて

総合診療かかりつけ医を増やす必要があります。

そのためには、かかりつけ医としての知識、技量をもち

患者さん、家族、地域を守ろうというマインドをもった

総合診療かかりつけ医を育成する必要があります。