救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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「『歳のせいですね』で終わるところでした。でも実は、この患者さんは命に関わる異常が隠れていました。」  

今日は、実際にあったお話をします。

70代の男性の患者さんです。

「最近、元気がない。」
「食欲がない。」
「なんとなくボーっとする。」

そんな症状で来院されました。

熱もありません。
咳もありません。
お腹も痛くありません。

ご本人もご家族も、

「歳だから仕方ないかな。」

と思っていました。

実は、この方は複数の病院に通院していました。

腎臓内科。
整形外科。
泌尿器科。

それぞれの先生は、それぞれの病気をしっかり診ていました。

でも、

「全身をまとめて診る先生」

はいませんでした。

私はまず、お薬を全部確認しました。

そして血液検査をすると、

ナトリウムという電解質が大きく下がっていました。

このまま放置すると、

意識障害やけいれんを起こすこともある状態でした。

原因となる薬を調整し、
水分の摂り方を見直し、
数日で元気を取り戻されました。

もし、

「歳だから仕方ない。」

で終わっていたらどうなっていたでしょうか。

救急車で運ばれていたかもしれません。

ここでお伝えしたいことがあります。

高齢になると、
病気は一つではありません。

薬も増えます。

だからこそ必要なのは、

病気を診る医師ではなく、患者さん全体を診る医師です。

専門医は、それぞれの病気のプロです。

でも、

「最近元気がない。」
「なんとなく調子が悪い。」
「どこへ行けばいいかわからない。」

そんな時に相談できるのが、
総合診療かかりつけ医です。

病気だけではなく、
薬も生活も介護も含めて、
一人の患者さんを丸ごと診る。

それが、私、総合診療かかりつけ医の役割です。

皆さんもぜひ、
何でも相談できる「かかりつけ医」を一人持ってください。

それが、将来の大きな安心につながります。