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70代の男性の方です。
5日前から、咳と痰がありました。
この方は、総合病院に定期的に高血圧のくすりをもらいにいっています。
風邪をひいたために、近くのクリニックに受診して、風邪薬をもらいました。
治らないために、当院に受診しました。
CTとると、肺に大きな腫瘍があり、胸水もたまっていました。
総合病院にご紹介しました。
さて、この方に、かかりつけはいるのでしょうか。
総合病院でもない、近くのクリニックでもない。
この方の健康を普段から責任もって診てくれるかかりつけがいないのです。
おそらく、こういう方が大半だと思います。
怖いことは、高齢者が自分で病院をさがさないといけないことです。
そうすると、病気を見逃し、手遅れになることが多くなります。
私は、手遅れになる方をなくすことが、かかりつけ医の使命だと思っています。
①定期的に薬を出してくれるだけでなく、
②どんな相談ものってくれる
③普段の自分をわかってくれている
④いざというときに診てくれる
この4つを満たしてくれるのが
総合診療かかりつけ医です。
総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば
患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。
いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが
全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。
総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある
医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。
開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。
医療法人ONE きくち総合診療クリニックは
救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。
総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。
院長 菊池 大和