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高血圧
2017年2月20日
総合診療医
皆さん、血圧測ってますか? 血圧140mmHg以上であれば、それは高血圧です。 実に日本人の4000万人が高血圧と言われていますが、 その1/4の方しか通院していません。 厚労省の調査では、30代の方の10人に1人、60代以上の方の2人に1人が 高血圧です。 高血圧になると全身の血管が硬くなり(動脈硬化)、 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、腎不全などの病気を起こし、命を脅かします。 命が助かっても、寝た...
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生活習慣病
2017年2月19日
総合診療医
「生活習慣病」は、以前は成人病と言われていましたが、平成8年に改名されました。 食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進展に 大きく関与する疾患群 と定義されます。 高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満に加え、 心臓病、がん、脳卒中、さらには 骨粗しょう症、肝臓病、痛風、肺気腫なども含まれます。 日本人の死亡原因の6割が、生活習慣病によるものです。 働き盛りの40代、50代の方は、...
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認知症の種類
2017年2月18日
認知症
認知症は脳の器質的な障害により、通常の生活ができなくなる状態です。 脳の障害される部位により大きく、4つに分類されます。 ①アルツハイマー型認知症(約半数) ②血管性認知症 ③レヴィー小体型認知症 ④前頭側頭型認知症 それぞれに特徴的な症状がありますが、併存することもあります。 ①と③には、進行を抑制する薬があります。 認知症の診断は、問診、採血、頭部CT(MRI)です。 なによりも予防と早期発見...
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工事過程
2017年2月17日
開業準備
2月16日の内装状況です。 壁紙も貼り終わり、ほとんど完成に近いです。待ち合いも広く、 廊下も車いすが2台すれ違っても余裕の幅です。 温かみのあるクリニックになります。 来院される方が、すこしでも癒されてくださると嬉しいです。 その他の準備も順調です。 来週引き渡しで、大型機器の搬入がはじまります。 また、正式なホームページも3月中旬には公開できますので、楽しみにして ください。 きくち総合診療ク...
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軽度認知障害
2017年2月16日
認知症
健常者が、認知症になる前の過程に、「軽度認知障害」という状態があります。 認知症の前段階ですが、現在日本に、400万人いると言われています。 この状態は認知症ではありませんが、適切に予防しないと 1年で10%の方が認知症に移行します。 しかし、適切に予防すれば、40%の方が元に戻ると言われています。 この状態ではまだ、本人に物忘れの自覚があります。 パズル、オセロ、将棋、楽器演奏、散歩などが予防に...
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認知症かどうか、気づくタイミングは?
2017年2月15日
認知症
以下は、東京都の疫学調査で、家族が気づいた生活上の変化を 頻度別にあげたものです。 ①同じことを何回も言ったり聞いたりする ②財布を盗まれたという ③だらしなくなった ④いつも降りる駅を通り過ぎた ⑤夜中に急に騒ぐ ⑥置き忘れ、しまい忘れが目立つ ⑦計算間違えが多くなった ⑧物の名前が出てこない ⑨ささいなことで起こるようになった 身の回りのご家族や友人で、心当たりがあれば、一度検査しませんか。 ...
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認知症のもの忘れ
2017年2月14日
認知症
「認知症」は、65歳以上の5人に1人が発症している病気です。 認知症の予備軍まで含めると、65歳以上の4人に1人の割合です。 「認知症」の物忘れは、「老化」によるものとは違います。 たとえば、老化の方は、「朝食に何を食べたか忘れた」と言いますが、 認知症の方は、朝食を食べたことを忘れます。 現代の医学では、一度認知症を起こすと、治すことはできません。 アルツハイマー型認知症と言われるものだけは、薬...
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がんの早期発見
2017年2月13日
がん
かかりつけクリニックの大きな役割に、病気の早期発見があります。 日本人の死亡原因の1位が、がん です。 約1/3の方が、がん が原因で亡くなります。 なぜでしょうか。 一つの理由に、検診率の低さがあげられます。 日本人の検診率は約30%と言われています。 欧米では80%近くの人が検診をうけています。 がんの早期発見には、症状がないときに検査する必要があります。 何か症状があって検査して見つかっても...
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腰痛
2017年2月12日
総合診療医
腰が痛い高齢の方は、大勢います。 頻度的に、一番多いのは「急性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症」ですが、 最も緊急性のある怖い病気は、「腹部大動脈破裂」です。 高血圧の方が、突然、背中や腰が痛くなったときは要注意です。 これは一刻を争うので、まずこれを除外するために、CTを撮影します。 また尿管結石や腎臓の病気、膵炎、胆石など、整形的な病気以外もあるので、 しっかり検査をする必要があります...
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腹痛
2017年2月11日
総合診療医
腹痛で来院される患者さんはとても多いです。 大体、腹痛の場所で病気がある程度予測はできますが、困難な時も多いのが現実です。 心窩部痛なら、胃炎や胃潰瘍など、下腹部痛なら腸炎や腸閉塞、卵巣の病気などです。 一番緊急性のある病気は、腹部大動脈破裂ですが、これにはCTが必要です。 最近「胃が痛い」という若い女性が来院されましたが、 CTとると卵巣出血で緊急手術になりました。 このように、痛い場所と病気の...
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