救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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国民は、かかりつけ医についてどう思っているのか

2020年日本医師会総合政策研究機構の

「日本に医療に関する意識調査」における調査結果があります。

A 病気の程度に関わらず、自分の判断で選んだ医療機関を受診する

B かかりつけ医に受診し、その医師の判断で専門医療機関に紹介してもらう

AとBのどちらに賛成するかという質問に

Bと答えた方は、70%でした。

しかし、健康保険組合連合会が実施した別の調査で

「かかりつけ医を事前に登録しておき、なにかあったらそこに必ず受診しなければいけない」ということに

70%の方が不安と答えました。

つまり、国民は信頼できるかかりつけ医を自由に決めて、一度診てもらってから

必要あれば専門医に紹介してもらいたい ということです。

日本医療のフリーアクセス(自分の受診したいところにいけること)の長い歴史があるので

あたりまえなのでしょう。

ただ、今後の超高齢化社会ではいくつもかかりつけ医をつくるのは本当に大変ですし、

あっちこっち、いくつもクリニックをかけもちしてられないです。

認知症で腰痛もちで、高血圧で膝が痛い それで病院に連れて行ってくれる人もいないって

いう方で、あふれかえります。

信頼できるかかりつけ医を一人にするべきです。

 

「かかりつけ医」は、患者さんが信頼できる医師に対して使う言葉、概念です。

だから、医師は複数の病気をもつ患者さんにどこまで寄り添えるか

患者さんに優しく、患者さんと同じ目線でいれるかどうか、が大事になります。

医師は患者さんがいて成り立つ職業ということを

決して忘れてはいけません。

そういうマインドをもった医師を教育、養成していかなければなりません。

 

総合診療かかりつけ医が、自分の家の近くにあれば

患者さんはわざわざ総合病院に受診することがないわけです。

いつでも、なんでも、だれでも、まず診る クリニックが

全国に拡がれば、自分のかかりつけを1つに決めることができます。

 

総合診療かかりつけ医での開業について、すこしでも興味のある

医学生、研修医、勤務医の先生方、いつでもご連絡ください。

開業のアドバイスなど、なにかお手伝いができると思います。

 

医療法人ONE きくち総合診療クリニックは

救急診療・総合診療を通じて、地域医療に最大限に貢献します。

総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、地域医療が守られます。

院長 菊池 大和