救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
地域医療は守られる

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ABC検診 胃癌のなりやすさの検査

ABC検査とは 血液検査だけで、胃がんのなりやすさを判定するものです。 胃がんの早期発見には有用な検査です。 具体的には、 ·      ヘリコバクター・ピロリIgG抗体(感染の有無) 50歳以上の80%以上がピロリ菌に感染していると言われており、 胃炎、胃潰瘍、胃がんの原因と言われています。 症状がある場合は、除菌治療をする必要があります。 ·      ペプシノゲン(胃粘膜萎縮度) 血中のペプ...

めまい

「くるくるまわる」「ふらふらする」「ふわふわする」「ふらっとする」 「眼の前が真っ暗になる」など、めまいの訴えは多様です。 大きくは、「回転性めまい」「浮動性めまい」「失神性めまい」の3つに大別されます。 また耳鳴り、難聴があるかないかで、ある程度鑑別がつきます。 めまいというと、耳鼻科の病気を思う方が多いと思いますが、一番怖いのは、 小脳出血や小脳梗塞、脳腫瘍です。これは、CTで診断をつけます。...

1に運動、2に食事、しっかり禁煙、5にクスリ 

日本人は、心臓か脳の病気で、1/4の方が亡くなります。 それは生活習慣病が原因です。 生活習慣病とは、不適切な食生活、運動不足、喫煙などで起こる病気のことを指します。 具体的には、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症などです。 仕事で忙しいサラリーマンの方々は、知らず知らずのうちに、生活習慣病になります。 そのため、定期的な健康診断で予防、早期発見が必要です。 生活習慣病を放置しておくと、脳卒中や心筋梗...

今月の一言

今月の一言は、 「この世に生を受けたこと、それが最大のチャンスじゃないか」です。 これは、1994年に事故死した、レーシングドライバーのアイルトン・セナの言葉です。 人生一度きりです。 出会った方に感謝し、自分の与えられた環境で精一杯努力したいと思います。 私はできる限り、微力ながら地域の医療に貢献したいと思っています。 きくち総合診療クリニックは、みんなで優しく包み込む医療を提供します。 院長 ...

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

①40歳以上で喫煙している方 ②咳をしている方、痰が出る方 ③労作時に息切れをする方 以上に当てはまる方は、COPDの可能性があります。 COPDは、気管支がむくんだり、肺が壊れて、息がしにくくなります。 COPDは、推定530万人と言われていますが、90%の方は受診していません。 この病気は、いかに進行を抑えるかが重要です。。 効果のある吸入薬も出てきており、早めの受診をおすすめします。 ひどく...

喘息

1年に2000人。 これは、喘息が原因で亡くなる方の数です。 効果のある吸入薬が出てきて、以前より死亡者数は減ってきていますが、 喘息患者数自体は増加傾向です。 喘息は、気道の慢性炎症ですので、高血圧や糖尿病と同じで、長期間治療が必要な病気です。 自己判断で治療をやめると、急激に悪化することがあります。 また、心不全や肺気腫、結核、誤嚥性肺炎などとの鑑別が必要なため、 レントゲン、CTが必要になっ...

かぜ症候群

「かぜ」という病気はなく、鼻水、咳、咽頭痛などの症状を総合して、 「かぜ症候群」と呼びます。 かぜと思っていても、インフルエンザ、副鼻腔炎、扁桃炎・咽頭炎、 肺炎、百日咳、結核などの場合もあり、適切な検査が必要です。 また、抗生物質は不要ですが、3日間以上の熱や、痰が汚い、65歳以上の方などの 場合は、適切に抗生物質を使用する必要があります。 かぜは、一般的に1週間以内に治るものですが、 高齢の方...

大型機器搬入しました。

2月24日、すべての大型機器の搬入を終了し、電子カルテなども入りすべての連携を確認しました。 関係者の方々、心より感謝申し上げます。 明日は、オープニングスタッフの面接日です。 総合診療に共感してくださる大勢の方からの応募があり、大変うれしく思います。 書類選考させていただいた中から、明日面接を行います。 志を一つにして、住民のためのクリニックをつくります。 きくち総合診療クリニック...

高尿酸血症・痛風

レバーや干物に多く含まれる「プリン体」。 これを摂取すると、体内で代謝されますが、ここでできる老廃物(残りカス)が 尿酸です。 血中尿酸値が上がると、痛風(関節炎)や腎障害を起こします。 検診で早期発見し、生活習慣病の改善をすることが、治療になります。 アルコールは、1日ビール500mlまで、日本酒1合までにしましょう。 週3回、30分の運動をしましょう。 十分に水分を摂りましょう。 きくち総合診...

脂質異常症

脂質異常症(高脂血症)は、血液内に、コレステロールや中性脂肪が多くなる状態です。 もちろん、症状はありません。 しかし、これを放置しておくと、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。 食生活の変化により、脂質異常症の方が増えています。 ほとんどの場合、カロリーオーバーの食事が原因であり、栄養指導や運動指導で 改善しますが、糖尿病や甲状腺疾患、肝疾患、腎疾患などに合併するものも ありますので、検査が...
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