救急診療・総合診療・小児診療・CT/MRI
きくち総合診療クリニック

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総合診療かかりつけ医が全国に拡がれば、
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頸動脈エコー検査のおすすめ

脳梗塞や心筋梗塞を発症する危険度が推測できる検査が 頸動脈エコー検査です。 首に超音波をあてるだけで、頸動脈という血管の動脈硬化の状態を調べます。 検査は10分で、痛くありません。 頸動脈は動脈硬化が起こりやすい血管です。 動脈硬化の状態によっては、内服治療で脳梗塞を予防します。 生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙)の方には、 おすすめする検査です。 きくち総合診療クリニックは、みんなで...

過敏性腸症候群

何か月も腹痛や下痢・便秘を繰り返している方は、「過敏性腸症候群」の疑いがあります。 これは、腸の検査や血液検査でも異常がないのに、症状が長引く病気です。 15%の方に認められ、特に日本人の20代から30代の若い方に比較的多いものです。 下痢型、便秘型、混合型に分類され、特に下痢型は突然腹痛と便意を感じ、 日常生活に不便を生じてくるため、不安も助長しさらに症状が悪化します。 食事療法や生活習慣の改善...

花粉症

2月から4月はスギ花粉、4月5月はヒノキ花粉、6月から8月はイネ科花粉、 8月から10月はヨモギやブタクサの花粉 が飛びます。 日本人の約1/3の方が、なんらかの花粉症をもっていると言われています。 くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状がでますが、 皮膚のかゆみ、のどの違和感、頭痛、睡眠不足までなる方もいます。 花粉症は、根治が難しい病気であり、早めの内服で対処する必要があります。 花粉...

ヘリコバクター・ピロリ菌

胃炎、胃潰瘍、胃がんの原因の一つとされている、ヘリコバクター・ピロリ菌。 日本人の50代以上の方の80%以上が、感染していると言われています。 ピロリ菌に感染していると、胃の粘膜を傷つけ、 慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんになりやすくなります。 検査でピロリ菌感染が確認されれば、内服治療を行います。 除菌治療が終われば、胃がんの発生率を3分の1程度にすることができます。 最近胃の調子が悪い方...

貧血

「最近疲れやすい」 「立ちくらみがする」 「息切れがする」 このようなことがあれば、貧血かもしれません。 貧血の原因は様々です。 頻度的には、鉄欠乏が一番多いですが、 その他、血液の病気、胃潰瘍、胃がん、大腸がん、腎臓の病気、などがあります。 胃がんや大腸がんは症状が出てからでは遅いので、胃カメラ、便潜血検査をする必要があります。 体調がすぐれない方は、受診をおすすめします。 きくち総合診療クリニ...

悪心・嘔吐

「気持ち悪い」「吐いた」などの訴えは, 大人、子供に限らず多いです。 頻度的には、急性胃腸炎が多いですが、怖い病気のこともあります。 たとえば、 頭痛もあれば、脳出血を疑い、頭部CTが必要ですし、 腹痛があれば、腸閉塞を疑い、腹部CTが必要です。 若い女性は妊娠の可能性もあり、高血圧の方は心筋梗塞や大動脈解離なども ありえます。 すべて疑わないと見逃す病気であり、手遅れになることもあります。 ご心...

めまい

「くるくるまわる」「ふらふらする」「ふわふわする」「ふらっとする」 「眼の前が真っ暗になる」など、めまいの訴えは多様です。 大きくは、「回転性めまい」「浮動性めまい」「失神性めまい」の3つに大別されます。 また耳鳴り、難聴があるかないかで、ある程度鑑別がつきます。 めまいというと、耳鼻科の病気を思う方が多いと思いますが、一番怖いのは、 小脳出血や小脳梗塞、脳腫瘍です。これは、CTで診断をつけます。...

1に運動、2に食事、しっかり禁煙、5にクスリ 

日本人は、心臓か脳の病気で、1/4の方が亡くなります。 それは生活習慣病が原因です。 生活習慣病とは、不適切な食生活、運動不足、喫煙などで起こる病気のことを指します。 具体的には、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症などです。 仕事で忙しいサラリーマンの方々は、知らず知らずのうちに、生活習慣病になります。 そのため、定期的な健康診断で予防、早期発見が必要です。 生活習慣病を放置しておくと、脳卒中や心筋梗...

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

①40歳以上で喫煙している方 ②咳をしている方、痰が出る方 ③労作時に息切れをする方 以上に当てはまる方は、COPDの可能性があります。 COPDは、気管支がむくんだり、肺が壊れて、息がしにくくなります。 COPDは、推定530万人と言われていますが、90%の方は受診していません。 この病気は、いかに進行を抑えるかが重要です。。 効果のある吸入薬も出てきており、早めの受診をおすすめします。 ひどく...

喘息

1年に2000人。 これは、喘息が原因で亡くなる方の数です。 効果のある吸入薬が出てきて、以前より死亡者数は減ってきていますが、 喘息患者数自体は増加傾向です。 喘息は、気道の慢性炎症ですので、高血圧や糖尿病と同じで、長期間治療が必要な病気です。 自己判断で治療をやめると、急激に悪化することがあります。 また、心不全や肺気腫、結核、誤嚥性肺炎などとの鑑別が必要なため、 レントゲン、CTが必要になっ...
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